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聖歌は生歌

聖歌は生歌

基礎講座


 基礎講座では、典礼音楽の基礎である、典礼について学びます。

〔公文書通読〕
 現代典礼音楽の基礎である典礼を理解するために、第二バチカン公会議の公文書、特に『典礼憲章』と『典礼音楽に関する指針』、『教会の祈り』の総則を通読します。さらに、これらの基礎となった、ピオ10世の典礼音楽に関する自発教書を学び、典礼音楽とは何か、典礼音楽に関する、さまざまな奉仕に、必要不可欠な基礎を学びます。

〔典礼音楽史概説〕
 この講座では、典礼音楽の歴史を概観します。まず、典礼音楽で歌われる歌詞の源泉である『聖書』とキリストの教えを理解するために、キリスト時代の『聖書』理解と時代背景を学びます。続いて、典礼音楽の歴史を学びますが、音楽的な視点ではなく、典礼と教会の歴史を踏まえて、典礼音楽の歴史について考察します。そのため、
1=教会における詩編の重要性 2= グレゴリオ聖歌の誕生と発展、それにかかわる、ヨーロッパ史、3=ベネディクトの会則を守る修道院の歴史 4=トリエント公会議の決定とその背景 5=第二バチカン公会議前後の司牧典礼運動と『典礼聖歌』ができるまで を重点的に学んでいきます。

〔典礼と典礼暦年〕
 典礼における、聖歌奉仕、オルガン奉仕をより豊かにするために、典礼の流れ、ミサや教会の祈りなどの構造、典礼暦年(教会暦)を学びます。まず、基礎となる主日のミサの構造を学んだ後に、季節のミサ、特に、聖週間の典礼に固有の構造を理解します。また、同じミサでも、幼児洗礼式など、他の要素が加わる場合には、通常のミサとは異なる部分が出てくるので、そのような祭儀においても、奉仕を滞りなく行うことができるようにします。




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